基本営業時間
昼11:00〜14:00
夜17:00〜21:00
定休日
毎週水曜日、及び第三木曜日
座席
カウンター6席
座敷12席
駐車場
7台(送迎可/要予約)
ご予約
042−972−7886
住所
埼玉県飯能市笠縫272

初夏〜夏の食彩
尾長(おなが)」〜スズキ目フエダイ科〜
標準和名を「ハマダイ」といいますが市場ではもっばら「オナガ」と呼ばれています。見てのとおり容姿の美しい魚で長い尾が特徴です。刺身のお味は絶品で「美味しい」という言葉がよく似合います。見た目の美しさ、うまみ、歯ざわり等、すべてにおいてバランスのとれたお魚だと思います。総合的にみれば鯛などより「おいしい」と私は評価します。
(8月、鹿児島の一本釣りのオナガ、全長51センチで約一キロ) (口の中には針が残っている)
(手前がオナガの刺身)
「新子(しんこ)」〜ニシン目ニシン科〜
標準和名は「コノシロ」でシンコ→コハダ→ナカズミ→コノシロと成長により名前の変わる出世魚です。逆に値の方は成長とともに安くなります。体長5〜6センチのものを「シンコ」といい、10センチにもなれば「コハダ」になり値段もぐっと安くなります。「シンコ」は値段も高い上におろすのが面倒で手間がかかりなかなか割に合わない魚ですが、旨いんです!
わさびとしょうゆとの相性が抜群で夏にはどうしても食べたくなる逸品です。
(九州のシンコ) (シンコの酢じめ)
「浜田の真鯵(まあじ)」〜スズキ目アジ科〜
初夏から夏にかけてが旬のマアジは「関アジ」が有名ですが「浜田のマアジ」が旨いんです!脂の乗りが抜きんでてるんです。脂肪含有量が一般のアジは7%前後のところ、浜田のアジはなんと10〜15%!島根県浜田市では「どんちっちあじ」という名称でブランド化し、品質の管理を徹底しています。
(島根県、浜田のマアジ)
「新秋刀魚(しんさんま)」〜ダツ目サンマ科〜
七月にもなると北海道から「新サンマ」が入ってきます。2007年度は七月の十日から市場にお目見えしました。八月も半ば過ぎれば脂の乗りがピークになり、値段の方もぐっと安くなりますが、この時期のサンマは上品な脂の乗り具合が本来の味を際立たせていて旨いのです。
(北海道の新サンマ、初入荷)
お刺身はこちらから!
「夏の真鯛(まだい)」〜スズキ目タイ科〜
「マダイ」は一年を通していつ食べても旨い魚ですが産卵直後の一時期だけはパサパサして食べられたものではありません。脂の戻りは、たいへん早いのですぐに旨くなるのですが、産卵時期は取れる場所によって違うので桜鯛が終わる頃には、おっかなびっくり入荷することになります。しかし夏になれば豊後水道あたりの「マダイ」は十分に脂も乗ってきて安心して仕入れられます。身が活かって、とても良いものも入ってきます。桜鯛の次は「夏の真鯛」が楽しませてくれます。
(豊後水道、マルキの「夏の真鯛」)