基本営業時間

昼11:00〜14:00 

夜17:00〜21:00 


定休日

毎週水曜日、及び第三木曜日

簡単カレンダー

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座席

カウンター6席

座敷12席


駐車場

7台(送迎可/要予約)


ご予約

042−972−7886 

住所

埼玉県飯能市笠縫272





店内の写真


店内の写真2


秋の食彩

「大間の本鮪(おおまのほんまぐろ)」〜スズキ目サバ科〜

青森県大間崎沖1〜3kmで獲れる近海物のクロマグロが「大間の本マグロ」です。9月頃から漁が始まり12月頃までつづきます。黒味を帯びた赤身が特徴のこのマグロは「黒いダイヤ」とも呼ばれ、ひとつのブランドになっています。100kgを超えるマグロは背、腹、ともに「上(かみ)」、「中(なか)」、「下(しも)」に分けられ売られますが、写真のような40sほどの小ぶりのものは「上」と「下」に分けられます。(腹上、腹下、背上、背下)脂は養殖物のようなしつこさはなく、上品でここちよく、口の中でとろけるような食感です。2006年、この「大間のマグロ」が異常に多く獲れていることから「大地震の予兆か?」とひそかに騒がれていましたが実際に2006年11月15日千島列島中部付近でM7.9の地震が発生しました。

 

  (大間の本マグロ40s腹下、一見すると牛肉かと思えるほど。白い所が大トロ部分)

                               (すじっぽく見えるところも口の中でとろけてしまう)

「叺(かます)」〜スズキ目カマス科〜

日本で食されているのは「アカカマス」と「ヤマトカマス」です。そして秋に旬を迎えるのが「アカカマス」です。「本カマス」ともいわれます。大きくなればなるほどに旨くなる魚で、脂の乗ったこの時期はぜひ刺身でいただきたい!また、一夜干も旨いのだ!

      (豊後水道、マルキのカマスは夏から秋にかけてが旬、8/25入荷)


「三陸の牡蠣(かき)」〜カキ目イタボガキ科〜

牡蠣といえば通常、標準和名「マガキ」をさします。市場では「セル」と呼ばれます。ご存知の通り旬は冬なのですが、三陸の牡蠣は秋が旬です。「海のミルク」と呼ばれるだけあって栄養価が高く亜鉛も豊富なので、夏に疲れた体を癒してくれることでしょう。毎年十月一日にこの牡蠣の出荷が解禁になります。ところが、2005年につづき2006年も九月一日が解禁日になりました。

 

     (岩手からの初物)              (誰が、いつ、どこで採ったものかが分かる)

 

      (初物のカキフライ)             (蒸し牡蠣の握り)


「秋鮭の筋子(あきざけのすじこ)」

サケ科魚類の卵巣を総称して「筋子(すじこ)」といいます。そして、サケ目サケ科の「サケ」は8月から川に上るまで「秋ザケ」と呼ばれます。秋の気配がし始める頃、この秋ザケのスジコが市場にお目見えします。出始めのスジコは小振りで薄皮もやわらかく、美味しいのです。


 

   (宮城からの初物スジコ、8/28入荷)           (しょうゆ漬け)


「新イカ」〜コウイカ目コウイカ科〜

新イカは「コウイカ」の子で、春に生まれ秋に市場にお目見えします。体長はおよそ10センチ程で寿司にすると2カン程度にしかなりません。しかし、トローッとした甘味と身の厚みのバランスが絶妙な食感を醸し出し、旨いんです!まさに通好みの季節限定の旬ネタです。

(福島の新イカ、8/25入荷)