初夏〜夏の食彩
「まこもたけ」〜イネ科〜
正式名称は「真菰(まこも)」といいます。根に近いやわらかく肥大化した茎の部分を食用とし、
筍の様な食感から「まこもたけ」と呼ばれます。ほんのり甘く、筍ととうもろこしを併せた
ような味で、煮物や串揚にしてお出ししています。日本での生産は少なく中国などから輸入
されています。食物繊維が豊富で低カロリー、浄血作用もある「ヘルシー野菜」です。
(中国の「まこもたけ」)
「ヤングコーン」〜イネ科〜
「スイートコーン(玉蜀黍<とうもろこし>の甘味種)」は一株に2〜3本の雌穂がでますが、より甘くするために一本だけ残して摘んでしまいます。この摘み取ったものが「ヤングコーン」です。輸入ものや缶詰のものはよく見かけると思いますが、この時期にしか食べられない国産の生の「ヤングコーン」がうまいんです!塩茹でして、そのままパクリ!といけば、なんともいえないその食感とほのかな甘味にノックダウン!!土筆では「串揚」にしてお出ししています。
(福岡の「ヤングコーン」) (剥いて中身を取り出したところ)