新建材を多用した今の家は便利だが失ったものも少なくありません。アレルギー・めまい・頭痛・躁鬱などを引き起すシックハウス症候群もその一つです。

新居に住めない人もいます。こうした化学物質過敏症の発病の仕組みは、人それぞれ大きさの違うコップに、化学物質が徐々に貯まり、そこからこぼれた状態にたとえられます。


生活の中に木の生かされた暮らし

囲炉裏を中心とした暮らし






住民参加でつくる店先のポケットパーク

2002年6月よりリサイクル法が施行され、家は壊す時の環境負荷を考えてつくる時代が来たといえます。

家をつくることは暮らしを見つめ直し、次世代の子供達や向こう三軒両隣の住環境にも責任を持つことです。そこで、自然と人間の生活とが調和していた“民家の知恵”を現代の住まいに生かすことは有効です。
 素木の会の“木の家”は厚さ38ミリの杉の無垢材を床に使うことで、素足で触れたときの心地よさを実感できます。また、18センチ角の通し柱や太い梁の表れた室内には安心感と共にぬくもりがあります。漆喰壁や板壁など自然素材で内外を仕上げるので、きわめてエコロジカルと言えます。

 地元の職人さん達と一緒に、暮らしの中にもっと木を使うようになれば、山の木を切り出すことができます。そして、“木の家をつくる”楽しさを住まい手側に取り戻したいものです。




裏山の木でつくった
きまま工房「木楽里」の上棟時セミナー




家具も全て地元の材で作る(笑美亭)


新宿オゾンでのセミナー


10年を迎えると“木の家”は柱梁と漆喰壁のコントラストがつき、さらに美しくなる。
この家の土間は八角形。
八角の椅子は土間の柱の残材利用で今も現役。


  ←大工へ 5項目へ      設計者へ→
▲このページのトップへ戻る トップトピックスメッセージ住むリンク
Copyright(C) 2005 sukinokai All Rights Reserved 事務局:創夢舎 〒357-0063 埼玉県飯能市飯能291
TEL:042-973-8788 FAX:042-973-8075
E-mail:somusya@hanno.jp