飯能市議会議員
鳥居のぶあき
一般質問会議録
平成20年 3月
◎市政に対する一般質問(鳥居誠明議員)
┌─────────────┬──────────────────────────┐
│ 質 問 事 項 │ 質 問 要 旨
│
├─────────────┼──────────────────────────┤
│1 環境問題について │(1)次期焼却場について │
│ │(2)雨水利用について │
│ │ │
│2 教育問題について │(1)図書館建設について │
│ │(2)体験学習にてついて
│
│ │(3)スポーツ奨励金について
│
│ │ │
│3 道路問題について │(1)国道299号栄町〜緑町間での安全対策について
│
│ │(2)一中西の富士見学童付近市道について │
│ │(3)中居地区の雨水排水について
│
└─────────────┴──────────────────────────┘
△副議長(大久保 勝議員) 次に、10番 鳥居誠明議員
●10番(鳥居誠明議員) 議長のお許しをいただきましたので、通告順に従って質問させていただきます。
まず、環境問題について、であります。次期焼却場について。この件については、平成14年3月の定例会にて私から一般質問させていただいておりますが、その際、次期ごみ焼却場施設を建設するときは、環境的な配慮から近隣の市と広域で建設すべきであると提案させていただきましたが、その後の進捗状況をお尋ねいたします。
近隣市と広域で建設するには、場所、建設費用、維持管理費用、職員、分別、それから、ごみ収集車の搬入経路などの諸問題がありますが、細かい点は担当レベルでも話し合いができますが、基本的な考え方、意見調整などは市長のお考えにより大きく左右される問題であります。私は、環境問題は1自治体だけで解決できる問題とは考えておりません。国が指導し、全国的に改善していくべき問題だと考えております。ごみ問題もそうであります。国は、焼却場、最終処分場などは自区内処理が原則であるなどと、環境破壊を助長するような政策を自治体に押しつけているのではないかと思います。数カ所の自治体が共同で焼却場や最終処分場を建設したほうが、数も減り、かつ、発電や熱利用などが可能となり、効率のよい設備ができると思います。そのためには飯能市だけでなく、近隣の自治体と話し合いを進めていくべきであると考えます。そこで市長に、次期焼却場を広域で建設する件についてどのようにお考えであるか、お尋ねたいします。
また、今定例会で廃棄物処理施設建設基金を土地開発公社に貸し付ける条例が議案第5号として提出されましたが、現在の基金残高は約30億円でありますが、そのうちどれくらい総額として貸し付けるのか。また、建設時期、建設費用は、貸し付け開始、返済期日、金額、返済利子などを決める上で非常に重要でありますが、これらはもう既に内定しているのでしょうか。お尋ねいたします。
また、貸し付けたことによって土地開発公社の利益軽減は金額にしてどのくらい見込まれるのか、お尋ねいたします。
2番目として、雨水利用について、であります。この件についても以前一般質問いたしましたが、その後の検討状況についてお尋ねいたします。
今度名栗小学校が新築されますが、トイレや花壇などへの水やりは雨水を利用した設計になっているのかどうか、お尋ねいたします。
また、今後新図書館も建設が予定されておりますけれども、その中にもぜひ盛り込んでいただきたいと思っております。
また、災害時には、公共施設だけでなく民間施設でも貯水してあれば、生活水としても利用ができ、また、大雨の対策ということにもなります。県内では17の市町で補助金を出しております。この点について当市の考えをお聞かせください。
また、韓国では国宝の南大門が、ナムデムンというんですかね、焼失しましたが、市内の重要な文化財などの初期消火活動用としても順次普及させていくべきではないかと考えますが、この点について市の考えをお聞かせください。
大きい2番目の問題として、教育問題について、であります。
1、図書館建設について。今まで図書館を考える会、飯能市新図書館懇話会、山手町用地土地利用市民会議、飯能市山手町用地土地利用審議会、山手町用地土地利用検討委員会などで新図書館の建設について検討されておりますが、これらのメンバーの方々にはそれぞれの熱い思いは十分理解できます。その御努力には敬意を表するところであります。私は、新図書館建設に反対しているのではなく、つくるからには今後30年や40年は利用されるのでしょうから、つくった後で後悔しないために、本当によい図書館はどうあるべきなのか、もっと議論していく必要があると考えますので、何点か確認を交え、意見、提案等も含めさせて質問させていただきます。
まず、市民会議に提出された資料8の山手町用地の活用に関する資料、方針(案)ですけれども、によると、1、用地の活用において留意すべき事項は、「山地町用地は公共用地の先行取得として市が開発公社に買い取りの委託をし、公社が取得した用地である」と書かれております。山手町用地を公社が購入する際の条件として、この土地の利用は公共施設としてなのか、また、文教施設とする目的で購入されたのでしょうか。または、図書館、公民館、保育所として表現されていたのでしょうか。その根拠となる文書はいつどこに提出された文書であるのか、お尋ねいたします。
また、その時期、平成11年ですけれども、西武鉄道が大規模な宅地開発や学校、また、武蔵丘駅の建設を計画していたと思いますが、この計画が山手町用地に新図書館を建設することについては非常に重要な意味があったと考えております。つまり、図書館を利用する人の多くは、児童・生徒やサラリーマン、主婦であろうと思います。大半の人は車を利用しないで図書館に行けることを条件に挙げていることは、さきの内沼議員にもありましたけれども、図書館を考える会のアンケートの中でも42%と非常に高い比率を占めております。大規模な宅地開発や武蔵丘駅が消滅した現在、なぜ山手町用地にこだわっているのか、まだ私としては理解ができません。
ここに、3月1日に青梅市でオープンした、「青梅市中央図書館の開館に当たって」という青梅市長のメッセージがあります。この中の一部を読み上げさせていただきます。「この新しい中央図書館は、市民要望の多かった駅前で交通の利便がよく、通勤・通学帰りや買い物の際にも気軽に利用できる都市型の図書館として、また、知識や教養を深めるための本の提供だけでなく、生活や仕事上の問題解決のため……」というような文章が書かれております。メッセージとしてあります。そこで、これまで検討していただいた新図書館懇話会、図書館を考える会、市民会議、審議会、検討委員会のメンバーの方々は、この点、つまり駅に遠いという件についてどう考えておられたのか、お尋ねいたします。
また、山手町用地購入に際しての条件として、県への提出書類に図書館建設が条件として入っていたとしても、大規模な宅地開発や駅建設の予定がなくなったのですから、条件変更の希望を県に出すことは可能なのでしょうか。この点についてもお尋ねいたします。
さきの青梅市長のメッセージにもありましたけれども、市民の利便性を考えると、駅に近い場所で最適な場所として、飯能市では飯能駅となるでしょうが、この周辺には図書館及び駐車場としての広い用地が確保できる場所は考えられませんが、東飯能駅周辺なら幾つかの候補があると思います。現在、昼間、市職員の駐車場となっているトステム跡地に有料の立体駐車場を建設すれば、市役所本庁舎西側の駐車場に図書館の建設は可能と考えますが、図書館を考える会、新図書館懇話会、市民会議や審議会のメンバーからはこのような意見は出たのでしょうか。お尋ねいたします。
また、市役所の敷地が無理ということであれば、現在県の施設として県土整備事務所が県合同庁舎に比較的近い距離にありますので、県に統合していただき、県土整備事務所の場所や、または、県立川越高等技術専門校飯能分校を市に譲っていただき、ここに県立の文化会館とか美術館などを併設するような図書館を建設するという努力も飯能市民のために必要ではないかと思います。このような意見も懇話会や考える会、審議会、市民会議、検討委員会で出され、検討されたのか、お尋ねいたします。
次に、教育問題について、でありますが、2、体験学習について、お尋ねいたします。
まず、通告書には「体験学習にてついて」と「て」の字が「て」つきで加えてありますが、「て」を抜いていただきたいと思います。「体験学習について」にさせていただきます。
先日の小見山議員の一般質問で、林業の体験学習については、市内山間地域の小・中学校で既に実施され、今後市内の全小・中学校で間伐、下草刈りや環境教育及び地域の人との交流を図るとありましたので、私からは、さらに精明・加治地区においての農業体験及び市街地での商業体験を市内の全小・中学校でやるべきではないかと考えますが、この点について教育委員会の考えをお聞かせください。
また、現在国でも総務省、文科省、農林水産省が子ども農山漁村交流プロジェクトとうたって、長期宿泊体験活動を20年度から事業として進めております。特に農林水産省は、40地域の受け入れモデル地区と連携して、農山村での長期宿泊活動を実施後、全国に拡大し、500地域で展開するという計画であります。市内の児童・生徒が行った森林体験と同じようなメニューを、例えば都内や他地域の学校に宣伝し、夏休みなどで北川小や南川小学校などに宿泊体験学習してもらう計画は、宿泊した学校との交流のみならず、地元地域の活性化や飯能市の森林文化にも関心を持っていただけるものと考えますので、市としてぜひ名乗りを上げ、推進していくべきではないかと考えます。この点について市のお考えをお聞かせください。
(2)として、スポーツ奨励金について、であります。
このところ飯能市の小・中学校、高校生、児童・生徒の活躍はすばらしいものがあります。読書感想文、書道など全国で優秀な成績をおさめている文化的なものから、スポーツでは聖望学園がこの春の選抜高校野球大会に出場することは、本当にすばらしいことであると喜んでおります。関係者の皆様には心からお喜び申し上げますとともに、持てる力を十分に発揮して活躍されることを御祈念しております。
また、飯能市では、文化・スポーツで優秀な成績をおさめた場合、奨励金を出しております。ただ、この支給については条件がありますが、この中で市内に住所または活動拠点があることとなっておりますが、この点が少し問題であります。例えば、陸上や水泳などのリレー競技で全国優勝したとして、4人の選手が出場し、2人が飯能市内で、残り2人の選手は市外に住んでいるとなると、市内の2人は対象で市外の選手は対象外となります。また、リレー競技が団体扱いだから支給対象となるとかということになりますと、リレーはオーケー、一方、個人種目で、例えば100メートルの競泳とか競争とかで優勝したとしても、市外に住んでいるからだめだと。そういうことになってしまいます。当たり前ですが、全国大会で優勝するということは非常に難しいことであります。インターハイ、国体に優勝の選手が出たということは、飯能市にとって恐らく数十年ぶりの快挙だろうと思います。それが今年度、それぞれインターハイ、国体で優勝した選手が出ております。ところが、支給対象外となっていました。飯能市内の学校ということで、選手の結果で飯能市の宣伝にもなるわけですから、祝福してあげてもよいのではないかと考えます。現在は「市長が特に認めた場合」とありますが、市内に在学・在勤でも対象となるように交付要綱を改正すべきではないかと考えますが、この点について市の考えをお聞かせください。
大きいテーマの3番、道路問題について、であります。
1、国道299号栄町〜緑町間での安全対策について。現在、この国道299号の交通安全ワークショップが行われていますが、このことを先日の議会運営委員会で正副議長を含めた10名の議員に、この内容というか、このことがあることを知っているのかと尋ねましたら、私以外で1名だけでした。この件について、実はもう既に工事が始まっておりますが、このようにして市議会議員に対しての情報が流れてきておりませんでした。私は、たまたま県会議員からいただいた情報で進捗状況、内容等を質問しようと通告したところ、地元の自治会の役員さんから、きょうも傍聴に来ていただいておりますが、さらに詳しい状況をいただきました。これは、埼玉県の事業でしょうが、市職員の方や学校関係者、自治会関係者が参加し、道路改良までが行われる事柄に関して、なぜ市議会議員は知らせてもらえなかったのでしょうか。このような事例は過去に市立病院とか山手町用地の件とか、重要な案件について何度かありました。私たちが、報道機関からの情報が先で、市民からの問い合わせに議員が説明できない事例が過去に何度かありましたので、この点について市はどうお考えなのか、お尋ねいたします。
また、この国道299号の安全対策についてですが、内容は、ジャパンホームバリュー前から東側に向かってセブン−イレブン近くの交差点まで、自転車事故が県内で最も多い危険な道路として、県から埼玉大学に安全対策についてのワークショップを委託されたものであります。その内容については、車道にブルーの自転車レーンを新規に設けたり、交差点の表示を追加したり、車道のセンターラインをずらしたりするなどがあります。まず、この工事期間はいつからいつまでなのか、お尋ねいたします。
特にブルーの自転車レーンについては、他市では既に実施されているようでありますが、飯能市では初めてであり、なじみがありません。この件について市民にどのように周知していくのか、お尋ねいたします。
このブルーレーンは、自転車専用のゾーンでしょうが、幅が1.5メートルありますが、この中を自転車は一方通行なのでしょうか。また、自転車の相互通行は可能なのでしょうか。お尋ねいたします。
また、このワークショップで表現されているクランク交差点、つまり佐瀬病院南側の交差点では、歩道、車道の区分けをしている縁石ブロックを廃止してポールを立てるとのことであります。今回の工事対象区域よりは少し東側になりますが、ベルク西側から水押公園に入る交差点にも同じような縁石ブロックがあり、この場所は自転車事故が多発しております。ここは地元自治会からも改善要望が出て、縁石の幅を少し短目にしていただきましたが、この場所もポールにしていただいたほうが、自転車にとっては車が来た場合すぐに避けられるので、市単独でも工事をしていただきたいと思いますが、この点について市の考えをお聞かせください。
次に、一中西の富士見学童付近の市道について、お尋ねいたします。
この場所は、富士見学童のすぐわきを通っている市道であります。この市道は通学路であるため、時間帯により車の進入ができませんが、しかし、近隣住民や学童の送迎にはなくてはならない道路であります。この場所は、一中敷地ではありますが、この一中の西門から学童側に土手がフェンスの外側にはみ出ているところがありますが、杉が何本かありましたが、この杉については最近伐採されましたが、土手が残っておりますので狭くなっているので、車が通行する際、歩行者にとって危険な場所となっているのですが、この土手を除去してグリーン帯を設けるなどして安全性の向上を図るべきではないかと考えますが、この点について市の考えをお尋ねいたします。
最後に、(3)として中居地区の雨水排水について、であります。
この件については、以前地元自治会から要望書が出され、私からも一般質問いたしましたが、大雨時の冠水対策について、その後の進捗状況、つまり、南小畦川支流がクランク状になっていた水路について、その改善策、また、JRの線路下を通っている管きょの場所、あるいは、その系変更などについてどのようになっているのか、お尋ねいたします。
以上で1回目の質問とさせていただきます。
△副議長(大久保 勝議員) 答弁に入ります。環境部長
○環境部長(清水潤次君) 私からは、1 環境問題、(1)、(2)について御答弁申し上げます。
まず、(1)次期焼却場について、でございます。鳥居議員にはごみの関係、特にごみ処理の広域化の関係につきましてこれまで一般質問をいただいております。
さて、今回は、前回の一般質問とどのような検討をしてきたかのおただしと受けとめております。結論から申し上げますと、本市を含め近隣市を取り巻く環境には変化がなく、新たな展開はございません。しかし、議員おただしのとおり、ごみ処理施設の広域化のように極めて大きな課題については、それぞれの市町村だけで個々に取り組んでも解決が難しく、経済的あるいは効率的な面からも限界が確かにございます。そうしたことから、小規模な施設を集約化し、一定レベルの規模にすることにより、処理の効率や質も高度化することができ、全体として経費の圧縮が可能であると。それらとごみ処理の広域化についてのメリットは、十分理解しているところであります。現在本市では、現有のクリーンセンター施設が老朽化してきたことに伴いまして、施設の更新に向けた検討を始めたところであります。この中では、クリーンセンター施設の稼働状況を調査し、整理した課題などを踏まえて今後の方向を導き出すための検討を行っております。今の施設が建設された当時と現在では、搬入されるごみの質等が変化しておりまして、当初の設計条件と合わなくなってきていることや、法改正前の基準で設計された施設であり、必要な補修や修繕も十分に実施されていないことなどから、設備等の老朽化が進行していること、さらに、建屋にも劣化や損傷が見られることなども指摘されております。
埼玉県では、平成19年から23年度の5か年計画である「ゆとりとチャンスの埼玉プラン」等の計画において、ごみ処理の広域化を支援し、廃棄物の再生利用の拡充、バイオマス利活用の支援など、資源循環施策の推進により循環型社会の形成を進めるとしております。そして、県ではまた新たな第2次のごみ処理広域化計画を現在準備中であります。ごみ処理施設の建設につきましては、施設の規模を初め、施設の運営や維持管理など詳細に計画した上で、計画に沿って手続が進められますが、直ちに事業に着手し、順調に進捗しても、竣工まで七、八年かかる見込みです。そのような時間的に大変厳しい現実もありますが、おただしの広域化については、財政的な面、環境重視の視点からも、広域化によって得られるメリットにつきまして十分に認識しております。いろいろな面で近隣市との連携を図る中で可能性を探ってまいりたいと思っております。
続きまして、(2)雨水利用について、申し上げます。
近年都市化の進展とともに、まちは建物やアスファルトで覆われ、雨は下水管から河川へと放流され、河川・湖沼の汚濁、路上の保水力が低下したことによる自然環境、自然循環の変化、わき水の枯渇、地盤沈下など数々の弊害があるとされています。おただしのとおり雨水利用の推進は、雨水を貴重な資源として有効活用するとともに、自然に返すことによって自然環境の回復・保全、浸水被害や地盤沈下の防止を図る上で重要な対策であると考えております。このようなことから、環境基本計画におきまして水循環と水資源の有効利用の観点から、雨水の地下浸透の促進、雨水の有効利用の促進について位置づけ、公共施設においてはそれぞれの施設の担当部署において推進していくことになっております。
雨水貯留槽及び浸透施設の補助制度についておただしでございますが、近隣市の状況を伺ってみたところ、貯水槽の設置に関する補助制度につきましては、所沢市において1万円を限度とし、狭山市においては3万円を限度として、入間市においては2万円を限度として補助制度がございます。雨水浸透施設の設置に関する補助制度につきましては、所沢市において雨水浸透ますを無償で支給しております。狭山市においては4万円を限度として補助をしております。入間市については補助制度はないとのことでございます。所沢市等におきましては、都市化の進展に伴い、土地が有していた保水機能が低下し、雨水流出量が増加し、集中豪雨に見舞われた際、市街地における浸水防止対策などから宅地内浸透施設等の普及・促進を図ることとしたということでございます。本市におきましては、雨水施設の設置に関する補助制度は現在のところ考えておりませんが、今後も水資源に対する意識を高めるため、節水や雨水利用などに関する啓発を行ってまいりたいと考えております。
△副議長(大久保 勝議員) 次に、会計管理者
○会計管理者(臼田寿子君) 私からは、1 環境問題について、(1)次期焼却場について、の基金にかかわる内容について御答弁申し上げます。
廃棄物処理施設整備基金の土地開発公社への貸し付けについて、議案第5号「飯能市廃棄物処理施設整備基金の設置、管理及び処分に関する条例の一部を改正する条例(案)」として提出、また、議案第3号「飯能市山手町用地取得基金条例の一部を改正する条例(案)」とともに提出させていただいておりますが、土地開発公社長期借入金につきましては59億3,253万円でございます。このうち償還期限、本年3月31日のものが37億8,990万円であります。貸し付け開始につきましては平成20年3月31日、返済期日が平成21年3月31日、金額につきましては内定しておりません。山手町用地取得基金、約17億円の貸付残額のうち、返済期日まで廃棄物処理施設整備基金の取り崩し及び歳計現金への繰りかえ運用に影響のない金額となります。返済利子につきましては、市中金融機関預金利率を参考にした利子を考えております。また、貸し付けたことによる土地開発公社の利子軽減についてでございますが、10億円貸し付けの場合、予算上借入利率2.1%マイナス預金利率0.8%で、1.3%の差がございます。10億円の2.1%が2,100万円、0.8%が800万円で、その差1,300万円の軽減となります。仮に本年3月31日、償還期限の全額、37億8,990万円貸し付けの場合には、4,926万8,700円の利子補給軽減となります。
△副議長(大久保 勝議員) 続いて、総合政策部長
○総合政策部長(島田利二君) 2 教育問題のうち、(1)図書館建設について、お答えいたします。
山手町用地を市が購入する際の条件として、図書館、公民館、保育所などと明文化されていたのか、その根拠となる文書についてということでございます。図書館、公民館、保育所などの公共用地取得事業等としての依頼が、平成11年1月28日に教育次長、福祉部長から企画財政部長あて、文書で提出されております。これに基づきまして、市は土地開発公社へ用地の買い取りを依頼しております。
次に、武蔵丘駅については、平成7年度当時、構想があったようでございますけれども、公社が山手町用地を取得するときには、この件が議論となったということは承知していないところでございます。
次に、条件変更の希望を県に提出すべきでは、とのおただしでございます。山手町用地につきましては、公有地の拡大に関する法律により取得した用地でございます。この法律の規定により買い取り協議を行い、取得した用地は原則として買い取りの目的に使用すべきであります。しかし、その後事情変更により、当初の目的に使用することが必要でなくなった場合や、都市計画決定の変更などがあった場合には、この法律の第9条第1項の範囲内において、当初の買い取りの目的以外にも使用することが許されるという解説でございます。したがいまして、県に提出する必要はないものと思っております。
△副議長(大久保 勝議員) 続いて、教育次長
○教育次長(嶋崎高明君) 私からは、教育問題の図書館建設について、のうち、ただいま総合政策部長がお答えした以外のことについてお答えをさせていただきます。
まず、武蔵丘駅が消滅した現在、なぜ山手町用地にこだわっているのか、新図書館懇話会、図書館を考える会等で、この駅の計画が消滅したときに、駅から遠くなるのでどう考えているのかということでございますが、総合政策部長が申し上げましたとおり、平成7年にその構想があったようでございますが、当然公にもなっておりませんでしたし、委員の方々はこのことについては承知していないということでございますので、審議会、懇話会等の中では協議したことはございません。
続いて、アイデアを幾つかいただきました。トステムの跡地、市役所の駐車場、どちらかを立体駐車場にして、その跡に図書館を建てたらどうかということで、これについて新図書館懇話会、市民会議等で意見が出たのかということでございますが、このことについても、まず図書館懇話会につきましては、山手町用地を図書館の用地として取得していただいたという経緯がありますので、一貫して山手町用地ということで図書館の建設は考えておりましたので、ほかには検討した余地がございませんでした。したがいまして、県土整備事務所を市に譲っていただき、ここに図書館を建設したらどうかというようなことでございますが、このことについても全く検討はされておりません。この図書館の建設につきましては、とにかく1日も早くつくってほしいというのが市民の要望でございます。そのために図書館建設についての要望書がついせんだっても出されたところでありますが、山手町用地ということで土地を取得した経緯がありますので、一刻も早く図書館をつくってほしいということがありますので、県土整備事務所を飯能市に譲ってもらって、そこの跡に図書館をという相当先のことでなく、すぐつくってほしいということがありましたので、検討はしてございません。
2つ目でございます。スポーツ奨励金について、でございます。
このスポーツ奨励金の制度につきましては、平成4年に飯能市社会体育に係る大会出場の奨励金として、スポーツの分野で多大な活動をした方に奨励金として交付していたものでございますが、平成12年度に飯能市文化スポーツ振興基金を設置しまして、飯能市文化スポーツ振興補助金交付要綱に基づいて支出をし、昨年度に飯能市文化スポーツ奨励金交付制度に改めて運用を行っております。交付の対象になりますのは、議員もおただしでございましたが、本市に在住、住所を有する個人あるいは活動の本拠を有する団体で、団体には公立、私立を問わず、小学校、中学校、高等学校等の部活動も含まれております。したがいまして、県立あるいは私立の学校でありましても、部活動の延長で優秀な成績をおさめた場合にはこの補助金の対象になっております。ただ、市内の学校等に在籍はしておりますが、他市、他町村の場合には、部活動でないとこれが今のところ認められておりません。例えば、他市でスケート競技で出た場合、飯能市の学校にそのスケート部がなくて、ほかの部活動をしていて他市からスケート競技で出たという場合には、この対象にはなっておりません。ただ、入間地区13市町の中でこのようなスポーツの奨励金、文化の奨励金を定めているところがほとんどでございます。7市1町でこのような奨励金の制度を設けております。ですので、飯能市に在住していなくても、他市に在住している方々が優秀な成績をおさめた場合には、他市でこの奨励金の制度を活用しているということでございます。
いずれにいたしましても、文化の分野あるいはスポーツの分野においてさまざまなケースがございます。文化の分野ですと、地区予選等がなくて直接そういったコンクール、コンテストに応募して優秀な成績をおさめるというのもございますし、スポーツのように地区予選、県予選、あるいは、関東地区予選を勝ち抜いて全国大会で優秀な成績をおさめるというケースがさまざまでございますので、一応定めを設けてあります現在の要綱に従って今後も取り扱いをしていきたいと考えております。
△副議長(大久保 勝議員) 次に、教育委員会事務局参事
○教育委員会事務局参事(山川治美君) 私からは、2 教育問題について、(2)体験学習について、御答弁申し上げます。
子供たちの社会性や豊かな人間性をはぐくむため、その発達段階に応じて集団宿泊学習や自然体験活動、職場体験学習など、学校の内外を通じたさまざまな奉仕活動や体験学習を行うことは大きな意義があるものでございます。現在、市内各小・中学校におきましては、総合的な学習の時間、生活科の時間、児童会活動、生徒会活動等を通しましてさまざまな体験学習が実施されております。具体例を挙げますと、児童が農家を訪問し、働く様子を見学したり、お話を聞いたり、仕事を体験させていただいたりしております。また、地域の田畑をお借りし、お米や野菜等を栽培するなどの農業体験学習を実施しております。中学校におきましては、社会体験チャレンジ事業において市内の事業所にお世話になりまして、商業体験を初め、さまざまな職場体験を行っております。今後は、新教育課程の実施を見据えまして体験学習に取り組んでいく必要があると考えております。
もう1点、子ども農山漁村交流プロジェクトについてでございます。
事業の実施につきましては、教育委員会のみで実施できる事業ではございませんので、関係各課と連携し、教育委員会が持っている体験学習等のノウハウを提供するなど、研究してまいりたいと存じます。
△副議長(大久保 勝議員) 続いて、建設部長
○建設部長(双木広治君) 3 道路問題について、お答えさせていただきます。
(1)国道299号栄町〜緑町間での安全対策について、でございますが、おただしのとおり、この区間につきましては、国道の北側は既に換地処分された双柳土地区画整理事業により3.5メートルから3.8メートルの歩道が整備されております。南側は、現在笠縫の区画整理事業で整備中でございます。また、現在ジャパンホームバリュー飯能店付近の車道幅が中途半端に広く、交通安全上必ずしも好ましい形状とは言えない状況となっております。このようなことから、平成18年度における県が管理する国道のうち、埼玉県全域ですけれども、栄町から緑町、JR八高線の飯能街道踏切から緑町の富士見通り、市役所入り口交差点までの間でございますが、自転車事故県内ワースト2位という不名誉な結果が報告されております。そこで、昨年9月に埼玉県道路環境課が事務局となり、当該箇所の交通安全対策についてワークショップを行ったところでございます。構成は、進行役を埼玉大学の学生が務め、参加者は関係する小・中学校長及びPTA役員、自治会長、公共交通機関の方々や県土整備事務所、市役所、警察の職員などがワークショップを行ったところでございます。
このワークショップは、結論に基づき年度内に現地を完成させることを目的としておりますので、既に修繕工事に着手しており、内容の主なものといたしますと、まず車道及び歩道の段差の解消、道路の南側に自転車通行帯を幅1.5メートルで設置、交差点の明示、ゼブラゾーンの設置変更、ホストコーン設置による安全確保等一式であります。南側の歩道につきましては、区画整理の関係もあることから、今回は施工いたしません。また、市役所入り口交差点から東側につきましては、今回対象から外れているところでございます。
また、おただしの中に工事期間と自転車レーンの通行法でございますが、工事期間につきましては平成20年1月21日から3月28日までであります。また、南側に設置される自転車レーンでありますが、道路交通法で自転車は軽車両に位置づけられており、道路の左側を通行することとなっております。今回のブルーレーンは交通規制の対象とならないということでありますが、一般的に東から西へ向かう場合に利用し、西から東へ向かう場合は北側にある歩道が自転車通行可能となっておりますので、自転車利用者にモラルを守っていただくよう啓発を図ってまいりたいと考えております。
また、ベルク西側の歩車道境界ブロックをポールにとのことでございますが、地元要望により現地確認の上、最近ブロックを外す工事をしたばかりでございます。今回県が設置するポールの効果を見きわめたいと考えているところでございます。今回の成果がどのような効果を示すか、今後状況を見きわめてまいりたいと思いますが、交通安全に対しまして市といたしましても全力で取り組んでまいりますので、よろしくお願いいたします。
次に、(2)一中西の富士見学童付近市道について、でございます。
富士見学童保育所につきましては、平成13年4月に開所し、ことしで7年が経過いたします。御父兄の方々がお子様を車で迎えに来る場合には、駐車スペースの不足による道路上への駐車、あるいは、それらの車が原因となることや、もともと狭小幅員の道路のため、車同士のすれ違いに支障が出ていることはおただしのとおり確認しているところでございます。この道路は市道1−21号線で、市役所敷地に面しているところは幅員5.8メートル、それ以外はすべて4.25メートルの幅員でありますことから、スムーズな交通の流れが確保できているとは言えません。このようなことから、市といたしましてクリアしなければならない条件は幾つかありますが、JRの学校踏切から聖望踏切までの区間全体について拡幅整備や交通規制を検討し、交通安全、スムーズな交通動線の確保を検討しなくてはならないと考えております。
おただしの一中体育館わきの関係でございますが、確かに境界は土手の中段にあり、有効幅員は3.6メートルとなっておりますが、道路整備を担当する場としては、現在拡幅計画は持ち合わせていないところでございますので、よろしくお願いいたします。
次に、(3)中居地区の雨水排水について、でございます。
この件につきましては、昨年9月に鳥居議員から一般質問をいただいたところでございます。3本の水路が複数に入り組んでおり、さらに、蛇行しているため、降雨量によっては水路から越流した水が隣接する土地に流れ込み、被害を生じてしまう状況でございます。また、昨年12月にJR八王子支社に行き、担当者に新たな軌道オーダーを含め、既設の布設管布設がえなどについて実情を訴え、協議を行ったところでございます。現時点では結論は出ておりませんが、問題の解消に向けてJRも理解を示していただいたと思っております。蛇行の解消も必要と考えますが、いずれにいたしましても水路改修は下流からが原則でございますので、しばらく時間をいただきたいと思いますので、何とぞ御理解賜りますようよろしくお願い申し上げます。
△副議長(大久保 勝議員) 答弁は以上ですが。10番議員
●10番(鳥居誠明議員) 1回目の質問に対して御答弁ありがとうございました。いろいろありましたけれども、何点かお尋ねしたいところも出てまいりましたので、お願いいたします。
まず、焼却場のことなんですけれども、次期焼却場について、先ほど環境部長のほうから、県でも平成20年から23年、ゆとり埼玉のほうで広域化を進めているというふうに御答弁がありましたけれども、その県の対策に対応して、準拠して、市としてはどう進めていくのか、その辺のお考えをちょっとお聞かせください。
△副議長(大久保 勝議員) 環境部長
○環境部長(清水潤次君) 県のほうでも今までは、自区内処理ということで、発生したごみはその地域の中で処理するというのが基本のような形でいろいろ指導があったわけですが、議員の御質問の中にもありましたように、いろいろマテリアル、それから、サーマルリサイクル、そういったことを考えてこれからのごみ処理というのは計画しなくちゃいけないということになりますと、ある程度の規模が必要ということになります。そういうようなことで、県のほうでもその辺のところを考慮した形での2次の計画を、広域の計画を今作成中とちょっと聞いております。その辺のところをもう少し見きわめまして、飯能市としてどのような広域が組めるのか、これはなかなか難しい問題ですが、そういったところで検討を進めてまいりたいと思っております。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) そうしますと、じゃあ、次期の焼却場、いつから工事を始めるのかというところがかなり重要なポイントになってくると思うんですけれども、その辺についてお伺いいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 環境部長
○環境部長(清水潤次君) ここで現在の施設の検討を進めておるんですが、先ほど申し上げたように非常に老朽化が進んでいるというようなこともあります。そういうようなことから、至急に方向性を出しまして検討していかなくてはいけないというふうに思っております。先ほど申し上げたように、順調に進捗しても計画から稼働まで七、八年かかるということですので、かなりの時間がかかるということでございます。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) かなりの時間がかかるということであれば、ぜひ広域のほうも視野に入れて進めていただきたいと思います。これは要望でとどめますけれども。
それから、ちょっと時間がないので次に行きますけれども、図書館の件なんですけれども、先ほど教育次長のほうから御答弁いただきましたけれども、駅に遠い件については、それぞれの懇話会とか委員会とか市民会議等で知らなかったんじゃないかと、メンバーの方は。それでその件は議論されなかったということがありましたけれども、だとしたら、例えば身体障害者の方、車いすの方とか学生とか、小学生、中学生、高等学校の生徒ですけれども、それから、サラリーマンの方等は、当然、先ほど申し上げましたけれども、駅の利便性が高いということで要望が最近高まっているわけですけれども、その辺のところの、身障者の方とか学生とかサラリーマンの方は、この懇話会だとか審議会だとかメンバーに入っていたんでしょうか。
△副議長(大久保 勝議員) 教育次長
○教育次長(嶋崎高明君) 図書館懇話会につきましては、メンバーに障害者の方、サラリーマンの方はいらっしゃいません。それから、山手町用地の市民会議と審議会のほうも聞いてみたんですが、いずれも入っていないということでございます。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) 多分そうだろうと思ったんです。ですから、そのような身障者の方とか学生とかサラリーマンの方、そういう人たちが山手町用地で図書館に行けるのかどうかということですね。そこのところになぜこだわっているのかということで、私はそこが最善の場所なのかどうなのかということで、確かに御答弁の中で早い時期にという市民要望もあると。それは全く理解できます。私も一日も早く建てるべきだと思いますけれども、先ほども申し上げましたけれども、30年、40年先、これから使うわけですから、今言ったような身障者の方とか学生とかサラリーマンの方たちが使えないような場所になぜこだわっているのかというところで、もう一度だけお尋ねいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 教育次長
○教育次長(嶋崎高明君) 先ほど議員のおただしの中にもありましたけれども、図書館を考える会の人がアンケートをとった結果を言っていただきました。駅の近くが多いということでございました。アンケートの結果ですと、駐車場が広ければどこでもという結果が153人で一番多かったんですね。駅の近くが69人。市役所の近くが54人。ですので、駅の近く、市役所の近くを足しても、駐車場が広ければどこでもよいという結果でございます。これを全部足すといいのかもしれませんが。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) ちょうどいいところで出してもらいました。実はそのアンケートは、年齢構成を見ていただけましたでしょうか。10代、20代が何人いて、60代以上が何人か。要するに、車を使えない人、使える人、その辺のところで駐車場が欲しいのは当たり前なんですよ。中学生、高校生というのは自動車免許を持っていないんですよ、実は。ですから、その人たちのアンケートでその数になったということも御理解していますでしょうか。
△副議長(大久保 勝議員) 教育次長
○教育次長(嶋崎高明君) 重々承知をしております。現在、中学生、高校生、本当に図書館が必要な場合には自転車で来られております。あるいは、一番便のいい近隣の入間市の仏子の西武図書館、あるいは、日高市の図書館等にも行っております。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) 私からは、今のことを御承知だということなので、それ以上申し上げませんけれども、総合的に見た場合、やはり駅に近いということが、私は利用者の立場からすると最優先で出てきているのではないかなと思いますので、もう一度考えていただきたいなと思っております。
それから、スポーツ奨励金の交付要綱に関してですけれども、先ほどの御答弁の中で7市1町で奨励金が出ていると。そちらのほうでもらってくれというようなお話もございましたけれども、ということは、飯能市とダブルで別の市町村からも、住んでいる学生がいた場合には、部活動をやっていたら両方でもらえるということなんでしょうか。その点お尋ねいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 教育次長
○教育次長(嶋崎高明君) ダブルで交付しているかどうかまでは調べておりません。それぞれの市町で交付要綱があるということでございます。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) それから、最後に道路問題なんですけれども、自転車レーンについてなんですけれども、299の改良工事について、先ほど部長の答弁では啓発していくというふうに御答弁ありましたけれども、どのような形で啓発されていくんでしょうか。お尋ねいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 建設部長
○建設部長(双木広治君) 今工事を施工しているところでございますので、今後完了いたしましたら、この構成の中に学校長、あるいはPTAの方等いらっしゃいますので、そういう方、あるいは自治会等を通じてレーンの内容についてPRしていきたいというふうに考えております。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) それから、一中西の富士見学童わきのところの杉の木は伐採されましたけれども、土手についてはまだ邪魔だと。交通に対する支障が出ているということは先ほど部長の御答弁にもありましたけれども、そこは御理解いただいているけれども、拡幅計画はしていないという、ちょっと何か矛盾しているような御答弁だったなと思っているんですけれども、先ほど私は、安全性についてはグリーンベルトも設ければ多少解決になるんじゃないかと思うんですけれども、その辺についてお考えはもう一度ないか、お尋ねいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 建設部長
○建設部長(双木広治君) 確かに道路の場合ですと、ある程度交差点から交差点までの間が、幅員が同幅員のほうが交通上は安全なのかなというふうに考えているところでございます。ただ、途中で対称的な形で拡幅するということもございますけれども、そこに車がとめられた場合に、かえって交通の支障が出るのではないかというふうに考えております。
△副議長(大久保 勝議員) 10番議員
●10番(鳥居誠明議員) とめなければ安全かなという気もするんですけれども。
あと、それから最後に、中居地区の雨水排水について、なんですけれども、下流から対策するというふうに御答弁ありましたけれども、河川はんらんについては下流からどうのこうのということじゃないような気がするんですけれども、その点について再度お願いいたします。
△副議長(大久保 勝議員) 建設部長
○建設部長(双木広治君) 先ほど下流からというお話をさせていただきましたが、いずれにしてもJRの下を通ります軌道下の布設管、これはJRと協議して大きいものに、あるいは、流れのいいものにしていかないと、いずれにしてもそこにスムーズに流れてきますと、その後の影響が出るのかなというふうに思っております。
△副議長(大久保 勝議員) 以上で鳥居議員の質問を終わります。