能登半島プララン
(小松〜富山)2003.8.23〜28

 遅い夏休みってことで。当初、2003年7月に開業したばかりの能登空港を利用しよう、というつもりで計画したものの、調べると能登空港は山間部にあって(鹿児島空港もそうだった)最後の最後に登らなければいけないという訳。で、ゴールを富山空港、出発は便数もある小松空港として、全て宿を押さえた上でBD−1で行くことにしました。今回は自転車にハンディGPSを装備しての初ツーリング。物欲健在っす。


(8/23)小松空港〜金沢
初日から暑い!忙しくて出発日になってから荷作りを始めたので久々の完徹で出発。まともに走れる訳ないです。金沢までは海岸線に沿ってほぼサイクリングロードが延びているので、そこを地元のレーサーに抜かれながらだらだらと走ります。レーサーの人が言う通り、金沢に近づくにつれ次第に浮き砂が多く走れなくなったので国道に戻ります。ちょっとしか走っていないのによれよれで金沢到着。一応観ときましょう、兼六園くらいは。
海岸のサイクリングロードにて


(8/24)金沢〜輪島
好天が続きます。金沢以降は浮き砂も少ないので主にサイクリングロード。なぎさドライブウェイってどんなとこだろう、って思っていたらなんてことない砂浜。スリックタイヤでは少しの浮き砂でもギブアップです。順調に走っていたのですが、海岸線はやはりアップダウンが多いので後半バテてきました。MTBと比べるとミニベロでは巡航で5〜10Km/hくらいロスしている気がします。まあ、仕方ないところですね。MTBで普通に走っても面白くないし。 夕方輪島に到着。ペンションで名物のいしる鍋をつついているとこれも名物のキリコという御輿が出発していきました。丁度輪島大祭の夜で、火祭りを堪能しました。
なぎさドライブウェイ(車ならね) 輪島大祭
いしる鍋
(茄子がメインの名物で
夏しか食べないそう。)

(8/25)輪島〜九十九湾
かなりの日焼けで慌てて日焼け止めをしますが手遅れです(笑)。白米千枚田、北端の禄剛崎灯台を廻ると高低差も少なくなってきました。この日は九十九湾のYHに宿泊。バイクのライダーとチャリダーが同室。こういうの久しぶりだなあ。夕食は漁師でもあるオーナーの新鮮な魚料理でした。

白米千枚田 何を?(九十九湾)


(8/26)九十九湾〜能登島〜和倉温泉
GPSのログを誤って消去していたことにこの朝気づきました。あうー。 北陸ツーリングなので、雨は覚悟していましたが出発早々スコールに遭い最短ルートを選択。幸いそれ以降宿に入るまで降られずにすみましたが。体の方も自転車生活に慣れてきて平均速度も上がります。でもケツが痛い..。和倉温泉にて洗濯と休養。

能登島大橋から和倉温泉遠望


(8/27)和倉温泉〜富山
富山まで、後はひたすら海岸線を追い風に乗って走ります。平地スピードの上限が30Km/hくらいしか出ないので平均でやっと17〜18Km/hというところですかね。でも天気も回復して快調、快調。富山新港に入って、引退帆船海王丸を見ながら昼食。鱈汁を味わっていると会社から電話。仕事ほっぽらかして来ているので仕方ないんですけど。この後ツーリングマップにも載っていましたが富山新港を渡る無料渡船があったので乗ってみました。こういうハプニングは楽しいです。

富山新港 富山県営渡船

(8/28)〜富山空港
夏休みもお終まい。富山のお土産を選ぶなら薬と、きときとの魚介でしょうか。全国居酒屋紀行で太田和彦氏が訪ねた反魂丹(飲み過ぎの薬ね)のお店もあります。店主が自分一人の為にわざわざ薬製作の実演をしてくれました。あとは魚介を仕入れて空港へ。思ったより天気も良く、いい旅でした。

池田屋安兵衛商店 昔の製薬道具です。

GPSログから起こした走行軌跡。
小松〜輪島〜九十九湾迄は
うっかり消去していました。


2003.9.13up
参考地図:ツーリングマップル中部・北陸【2003.4月3版】(昭文社)
軌跡マップはカシミール3Dを使用


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