須 玉(増富)金 山 地図 銅藍や硫砒銅鉱などの鉱物が採取できるという増富鉱山は戦国期には須玉金山として甲斐武田の軍資金の一部を採掘していたといいます。いまのところ鉱物にはあまり興味はありませんが、そのうち鉱山のズリや貯鉱場跡もゆっくり探索してみようと思います。さて、今回の目的は須玉金山の坑口を確認することです。最近では人工衛星からの詳細な地形画像が簡単に閲覧できますので、今回はこのような手法から場所の特定を試みました。
小さなアリさん達も巣穴を掘ると、その周辺には鉱山のズリのように砂や土の捨て場ができてしまいます。Google Earh の画像から須玉金山の地域を閲覧していると、ちょうど前記のような蟻の巣穴に似た怪しい地形が、北北東から南南西に点々と連なっているのが確認できます。 現地を訪ねると、坑口から投げ捨てた大量のズリ石の斜面が広がっていました。さらに辿ると、いくつかの坑口を確認することができました。
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