製作記事(ステージ90生地完から編)

本当は 1/4スケールの高級低翼プライベート機を作る
予定だったのですが、陸上機Cの後にフライトホビーにお願いした
ステージ90の生地完が届きましたので 先に少しだけレポートします。

仕上げの丁寧さで定評のあるフライトホビー製です!
私もモノ作りが嫌いな方ではないので 多少は解ると思っているのですが
この生地は良く出来てます!! 特にサンディングがすばらしい、このままで即、下地に掛かれるのはモチロンですが、
翼形に沿ったプランク表面に こだわりの仕上げが感じられます。しかも、デザイン用の型紙まで添えてあります。

HPにも紹介してありますが レーザーカットの胴枠には配管用や
エンコンの穴まで開けてあります。

気になるウエイトですが

620g(グラス済み) 110g 650g(グラスキャノピー)

Total 1380gですから 仕上げは なんとかして3.8k以内を目標にしましょう。楽しみだー!!!


8/11 製作再開

1ヶ月余り作業が中断していましたが、諸々のアンスケが片付きましたので再開です。
キャノピーはグラス仕様にしましたので、グラスの厚み分を削りこんで瞬間で接着します。
大体に段差を合わせて あとはサンディングしながら 削り粉と一緒に低粘土を流して隙間を
埋めていき、なるべくパテ入れしないで済むようにします。
動翼のヒンジはEZシートヒンジが使ってありますが 瞬間だけではドウモ心もとないので
爪楊枝を 裏側から表に突出ない程度に木工ボンドで打ちました。

下地に入る前に #400程度で全体を軽く且つ丁寧にサンディングしておきます、
シーラー30g程度に対してタルクをビックリ!!!するくらい たっぷりと入れ、更にこれでもか??
というほどシンナーで希釈して全体に3〜4回塗り #400で木目以外のシーラーを全て
削り落してしまいます。更にかなり薄めたシーラー又はウレタンを塗ってサンディングをして
 絹張り前の作業工程は終わりです。

2回目の下地調整が終わって サンディング前の様子です、クリアーウレタンに少しだけ
白を入れ更にタルクを同量、そして十分にシンナーで薄めたものを使います。


STAGE110改め
STAGE90年末までに仕上げるぞ!編


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先日、ステージのYS110仕様をフライトする機会がありましたが
フルサイズのF3A機とほとんど違和感なく スロットルコントロールが楽しめました。
今 塗装の準備に入っている機体は引込み仕様になっていますので固定脚との違いも
また、興味を引かれます。

ホワイトサフェーサー状態です。今年中に初飛行までこぎつけようとしています!
確か? 飛鳥の時も期限を切って追いこんでいましたが やっと手が開きましたので初飛行まで連載します。

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白研ぎが終わりました。
ここからは色が入ってきますので 正に目に見えて変化が楽しめます。

これは、先に紹介したキット付属の原寸大のデザインテンプレートです。
塗装を自分でする人にとっては大変に助かります、通常はこの型紙を作るのに
祐に半日は掛かりますからネ!


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型紙を どのように使うのか? 疑問に思う方もいらっしゃるでしょうから簡単に紹介します。

デザインラインに沿ってカッターで切込みを入れて それを4B程度の柔らかい鉛筆で
なぞりながら 直接、白の下地に書いていきます。

何回も言いますが、この型紙起こしの作業がナカナカ手間の掛かるところなのですが
ステージのキットには原寸大のシートが添付してあります。大助かりですネ!!!

そして、マスキングラインが入るとこんな感じになります。

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22日は強風になったので作業が進む予定でしたが
PC関係の広告につられて買い物に出かけてしまい キャノピーだけの塗装になりました。

グラデーションを入れて 慣れた手順ではありますがコントラストの調整に気を使いますネ。

明日は飛行場に行く前に 一色吹きます、右のJ No,は白抜きにする為のカッティングシートが
貼ってありますが スティカでカットするのに丁度良いフィルムがありますので後で紹介します。

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順調にカラーが入ってきました。
後一色吹いて、文字を入れれば終わりです、来週の半ばには仕上がるかな?

ショッキングピンクが眩いほどの色彩になりました。

--------11/29--------

季節外れの台風に刺激されて朝から本降りの雨です。
雨が降ると どぉも体の調子が出ません、以前の様に文字を手切りしていた頃には
パスするところですが、寄る年波に勝てずSTIKAを設備投資しましたので不本意では
ありますが 機械の手を借りてマスキングシートを準備します。

いつも文字入れに使用している糊り付きのプラスティックシートです。
STIKAでカットする時の刃先は0.1mmでオーケーです。
このシートは塗膜の切れが抜群で 非常にシャープな輪郭に仕上がります
ただし、3Dなところには向きませんけどネ!

水研ぎ、クリアーコート、また水研ぎそしてコンパウンドを掛けたら仕上がりです。
来週の後半からはメカ積みに掛かれるでしょう。

--------12/06--------

ステージの磨きが終わりました。フゥ〜!
明日は順延になったKFCでのP-03最後の検定会に助手で参加して
一息入れたいと思います。

さて、塗装後の重量変化が気になります。そっと載せても計りは私情を推し量ってはくれませんけどネ!!

Fuselage:770g Tail wing:155g Wing:790g
 生地:   620g  生地:   110g 生地:650g
増加:   150g       45g    140g

ということで 塗装後の重量は1715gになりました。メカ積みについては
キット通りに標準仕様であたりますので後日参考にして下さい。

--------12/08--------

さぁー、今日からメカ積みです。
まずは作業性の良いエルロンリンケージから始めます。

基本的には140のF3A機と同じセッティングです、6スターの一番外側を使用します。
で、この絵は蛇足ですが こうするとハトメが簡単に通せますヨ。
面倒でもサーボスクリューは一度締めてから外し、ねじ山に低粘度を染み込ませて処理します。
延長リードは200mmでオーケーですネ、ボールリンクとチップはいつものトリムコーポレイション製を
サスロッドはニフテック製 2mm径の70mmがジャストでした。

--------12/10--------

9日と10日の二日分です。先ずは引込み脚ですが

マルチベンダーを使ってロッドの加工をしています
予め、ロッドを一度セットしてトルク板の穴位置に
印をしてから更に4mm分長めの位置で90°に曲
げてから このベンダーを使えばR加工が一度に
出来てしまいます。Rを微調整して初めの穴位置
の長さに合わせれば終わりです。
エンコンのリンクは スティックセンターで ロッドに対して各アームが直角になっているのがポイントです。
タンクの口金からどうしても滲むと言う方の為に
チョットお得な情報です。
 左の絵のようにゴムの淵に少しだけオイルを
塗ってからキャップを締めます、こうすることによって
ゴムの捩れが防げてピッタリ締められますョ。
 プライヤーで軽く締めるだけで十分です。
作業性の良いキットで助かります。

今週中に終われるかも???

--------12/13--------

さぁ-て、メカ積みがほぼ終わりました。
エレベーター、ラダーについては取り説の通りにしましたのでこれと言った記事はありません。

バッテリーとRXはタンクの後ろに載せて重心位置は
指定後方限界より3mm程度前になりそうです。
Y字ロッドは指定の200mmにしましたが胴体外で若干
曲げてスムーズさを追求するようでした。

後、シリコン処理が残っていますが主翼については厚めの紙程度、
尾翼については紙も入らないほどの隙間しかありませんので ここで重量を測ってみます。

マフラーはハットリ製の軽量タイプです、込みで
2510gになりました。
引込み仕様で1120gです。

トータルで3630gですネ、シリコン処理をして3650gくらいかな??
これで年内に飛びそうです!!

--------12/23--------

年内の初飛行を目標にして追いこんでいましたが
本日、手応えを実感できるフライトが出来ました。
YS91ACにAPC13.5-10の組み合わせでフライトしましたが調整は
サイドスラストを少し増すこととナイフエッジでのRUDD-ELEV UP MIXを3〜4%
入れる程度でした、重心位置は後方限界にセットすると140機とよく似たフィーリングになります
ダウンスラストはバッチリ合っていて座りは抜群です、良く飛びますョ!!

オーナーのおーちゃんの手を焼かせた91ACの調整中です、せっかくの塗り完ですから完璧に
ENG調整をするまで上空に上がりません。何度〃もレギュレータとスローエアスクリュウを触りますが
どうしても納得のいく落ち着きになりません、最後に燃料を変えて再調整をしてやっとフライトしました。
この間3日です、耳と排気の手触りと色と濃さと感覚とセンサーフル稼働でした。

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