super 飛燕 FLT 調整  2007/11/04〜24

初飛行が無事に終わりました。 と言っても3フライトだけですから 細かいところはこれから
追記していこうと思っています。
 第一印象はマイルドな特性ですネ。 エルロンは上下とも18mmのトラベルにしました、これは
P-09のフィギュア9の下り2/2ロールに合わせた舵角量です。ディファレンシャルは、ほぼ 0 で
いけそうです。 EXPは−62〜63位でしょうかネ。 ELEVも穏やかな効き具合ですがSNPの回転
レートの変化が感じられない事から判断すると あえて後ろ重心にする必要はないようです。EXP
は −15前後で十分だと思いますが このあたりは好みがあるでしょう。RUDDは初めは、少し
小さいのでは と思ったのですが 3舵のなかでは一番敏感ですネ!

特筆するのは、ENGから伝わる機体振動が非常に少ない事です。 私が過去に飛ばした4st機の
中で一番少ない機体と言えるかもしれません!!! したがって調整は微妙な値まで確実に飛びに転化
してきます。 3フライト目にはPMXも合いはじめて ボリュームたっぷりのF3A機そのものとして飛び
がまとまり始めていましたが、詳細は更に詰めていきながら数回ページアップしましょう。(~~)よくとぶョ

11/11

雨の土日でしたが、合間を縫って4FLTしてきました。
調整箇所のポイントが幾つか絞れてきましたので 追記しましょう。
まずは重心位置ですが、指定の通り145〜150mmが最も安定します。この状態でサイドスラストはF-1に
平行でピッタリですね。ダウンスラストについては、TH スティックハーフ位置でトリムオフして、その状態
から全開にしたときに僅かにアップにいくかなぁ という位置に調整しました。この時のスタビは、ELVの後縁
幅で 1/4程度のダウントリムとなる角度に設定したところで 必要なミキシングをセットしました。その結果
L RUDD - ELV UP に 3%
R RUDD - ELV は 0%
RUDD - AILE に L+1、R-4
という数値が必要となりました。今日で7FLTしたわけですが、あと20回くらいで基本が出るかな?

11/24

フライト回数も15回程度まで進み、ほぼ仕上がってきました
最後の調整ポイントは垂直上昇中のロール姿勢の変化です 低翼機ですから、どうしても若干の姿勢変化が
出ます。ロール中の機体をよ〜く見て何がずれていくのかを見極めます、私のセッティングでは僅かにアップ側
に変化して飛びます、ほんの少しダウンスラストを増して更にTHR65%から上でミキシングを使って対処しました。

ラジエーターは背面で、カナライザー効果が発生します。
ラジエーターを外して背面水平飛行をすると、必要な左ラダーが多くなることで変化がわかります。また、このアイ
テムは適度なブレーキになって降下速度を調整してくれますね。 私が感じるところでは、スケール感を損なわない
範囲で、垂直尾翼の立ち上がりを前に伸ばして寝かせてあげれば (ドーサルフィン効果) 等速での垂直上昇時の
方向性保持が楽になると思うのですが、キットから作られる方 底辺を5cm程度伸ばしてみませんか。
ストールターン、SNP等の収まりも更に向上すると思います。


11/25 追記

プロペラはDZ160の場合、16.5×13W 17×12 18.1×10 で飛行しましたが どれも同じセッティングでOKです。
ブレーキがよく利いて 更に一番静かなのは18.1×10ですネ。

12/1.2 少しだけ追記

皆さんもご存知の通り機体の調整にこれで終わりはありません。飛燕のスタビは現在、エレベータ後縁で0.5mmダウン
トリムにしてあります。ENGのダウンスラストは主翼を 0 として、-1°より僅かに多くセットした方が私好みでしたネ。
ペラは18.1×10の片方を12に捻ってMax7500rpm仕様でテスト中ですが 胴体が太いのでやはりペラも大径の方が
マッチングが良いと思います。 今後のテーマは更にサイレントフライトですわ。

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