ASTRAL-X
--------2004/01/01--------

今年のシーズンを戦うFXが来ました。
クリスマスイブに連絡を頂いて受け取ったのですが、何せ
年末のバタバタのため大晦日にやっとエアキャップから出しました。
包装を解くなり イキナリ体重計に載ってもらいました。

胴体(シリコン処理済)  1135g 主翼       950g
 尾翼  195g
 トータルで2280gです
このアストラルは引脚仕様ですから多少重めかも?

 胴体構造はキャノピーの胴枠から前がカーボン、
そして後ろが発泡スチロール、側板は3mmですネ

 主翼の取り付けがオースターに比べ5mmアップして
 います、どんな飛びをするか楽しみですネ!!
 促、メカ積みをしてフライトしてみましょう。

--------1/1--------

大晦日から1月1日にかけてメカ積みをしていて 
世の中から隔離された世界に住んでいるような錯覚を感じています。

エレベーターホーンの穴あけタッピングと、ロッドホールの加工をしています。
高さ、位置ともオースターと一緒ですから作業はテキパキと進んでいきます。
エレベーターロッドのガイド穴は3.5mmの丸ヤスリで完璧にホーンへの一直線を作ります!
発泡スチロールとカーボンプランクです! 1/1の昼寝から作業再開の絵ですネ

--------1/5〜1/8--------

1/2からは飛行場にかよってDZの慣らし運転に
精を出していましたので メカ積みのアップが出来ませんでしたが
3連休初飛行に向かって作業を終わらせました。

DZも私好みの甘めでもご機嫌を損なわずに回ってくれます。今シーズンは4stで行きましょう!
昨シーズンまで慣れ親しんだオースターも完全4st仕様に変更して調整中です。
アストラルの胴体内のメカはご覧の通りです、尾翼が軽いのでなるべく後ろよりの配置です。
主翼、尾翼ともオースターの場合と同じパーツを
使いましたのでこれと言った記事はありませんが
軽量化を最重要項目にして作業してあります。
 仕上がりの重量が気になりますネ!!!
マフラー込みで 3210g 引込み仕様で 1310g

総合計で 4520gです。 
テストフライトで若干のウエイトが必要でしょうが十分に軽いと思います。

--------1/10〜12--------

10日と12日にテストフライトをしましたので若干の印象を含めたしポートをアップします。

先ずは、最も重要な調整点の一つであるところの重心位置ですが
翼形から見るところの空力中心は185mmくらいですが、重心位置の設定は
175mmより前方に摂ることをお勧めします。前気味の設定でも十分にラダーが
よく効きます、また、主翼が中翼寄りに且つテーパー傾向になったことにより
オースターに比べると更にシビアーな調整が必要な印象を受けました。
パワーソースについては4stが良くマッチしていると思います、クロスウインドの
スピンアプローチ等は偏向が極僅かで 実にコントーラブルです。

当初は左の配置でしたが、私の機体の場合は後ろ過ぎの傾向が出て 結局、現場でバッテリーを
前に移しました、再度メカ積みのやり直しです。

--------最終レポート--------

重心位置を現場で急遽、前に移しましたが まだ ロール軸がセンシティブです。
ピッチとヨー軸の感じはそれほどに敏感ではなくなったのですが
 今一つ鹿島あたりです(銚子の手前???)

と 言う訳で更に前重心に! これで納まらなかったらサーボベッドまで作り直しになってしまいます。
今回の主翼後縁は厚くてしかもスクエアエッジです、慣れるまでしばらく掛かるかも??
とか言いながら調整を進めていますが 心配した重心は165〜170mmの範囲でダウンスラストと
スタビの角度にいい線が出ました。あとはロール軸の敏感さをプロポとENGのセッティングで
追っていきますが 後縁にペーパーは掛けたくないし 最終レポートにしてはまだ楽しんでいます。

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